シャドーボックスの技法に僅かに繋げながら切る方法があり
生徒さんにはよくお勧めしています。
言い換えますと「紙片をバラバラにしないでください」ということです。
例えばこちらwelcome のフラッグの絵は札どうし2㎜程離れていますが
上辺で繋げて切ります。
(写真下側)
そうすると鋏で絵が隠れて切りにくくなるのは否めませんが
カッターも用いて角の奥まった部分等は刃を入れてしまいます。
でもたったこれだけ繋がっているだけでも全体として安定し
管理しやすく何かと合理的です。
ちょっとだけ繋がった状態で紙の縁に色を塗ってまるみ付けします。
このようにカーブを付けるのも簡単です。
もしもバラバラに切ってしまっていたら・・・・
仕事が増えて作りにくくぞっとしますね。
文字も同様で僅かに繋げて置いて色塗りと
表情付けをしてから切り直します。
ピースは外側が守っているので傷むことも歪むこともありません。
文字を切って少し浮かして重ね艶を付けました。
この方法は日常生活でも役に立つことがあります。
先日3DSBA協会で60枚の切手を切り分けて貼る作業をしましたが
私はまず僅かに1~2㎜残して鋏で切って他の先生に渡しました。
バラバラにするならきちんと並べる段階で行わないと渡すことも難しかったと思います。
尚最後の繋がっていた1ミリは手で切って分けます。
額の表示とか名札作り等細かい紙を切り分ける際も同様です。
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