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手作りオタク日記
足立区北千住他でシャドーボックスをお教えして四半世紀
シャドーボックスの不自然になる部分
同じ絵柄を何枚も重ねて立体的にするシャドーボックスには
どうしても作ると不自然になる部分があります。

まず平らな絵に丸みをつければ全て絵柄は元の大きさよりわずかに小さくなります。
それを重ねますからそのままでは下の絵柄がのぞいて見えるのです。
その解消の方法は私の教室では幾つかあります。

他にも矛盾はあります。
窓枠の内側から外の風景を眺める構図の絵なら外の空や地面にも窓枠が描かれています。
本当は空は空だけの色にしたいし
雪景色なら白いままであって欲しいので窓枠は邪魔なわけです。
mado.jpg

その場合余分な後ろの「絵を消す」という方法があります。
上の絵のようにそっくりな色を塗るとか、
同色のカードの残りを切って被せる方法をとります。
この矛盾は仕方ないのでそのままで表現することも多いですけどね。

花瓶に花を活けたような構図の絵なら背景の台紙を別のものにして壁のようにすれば
立体感をつけてもズレが目立たなくなり
マットのサイズも融通が利きアレンジが楽です。
下に合わせる絵がないですから。
立体にする際は高さを出す為にシリコンボンドやスティロールを挟んで浮かしますが
横(斜め)から見てそれが丸見えにならない程度にしたいので
高さを出すにも限界があります。
それで段々(層)の手法を取ることが多いのです。
実物は段々ではないですが仕方ありません。
シャドーボックスのお約束です。
普段私は層にしないのですがリースに限っては重ねないとボリュームが出せないので重ねています。
今回は同じ葉だけを段々にしないで交差させたりしてみました。

建物の手前に人物がいる絵なら背景(壁)にある人物は本当は要らないのですが
同じ一つの絵なら入ってきます。
その部分にずれないように重ねて作っていくというガイドの役割があるともいえますけどね。

その点もしも画家さんにシャドーボックス専用に描いていただくなら
後ろの背景の他に手前の人物だけ描いてもらい組み合わせて表現する事は可能です。
コピー ~ DSC01529

真理さんに以前描いていただいた「音楽が聴こえる」は絵を2枚にしたので
タルトの後ろから五線譜が周り込んで浮いてきました。
1枚では絶対に出来ない表現だったわけです。

今回彩さんに敢えて11のパーツ分けて描いていただいたのには
シャドーの矛盾を解消する為もあります。

本当は元の生花の丸いリースそのままの形で描いていただくほうが簡単だったと思います。

分けて描く事で重なり合いの部分が減ったので融通の利くものになりました。
それぞれが独立して美しいので一つだけ作ることもできるし
三つ作って組み合わせることも出来ます。
もう一つ工夫した点があります。
写真右のように花の下にある葉=半分花で隠れている葉は
通常ならその花の下におくことしか出来ません。
部分的にですがこのように葉だけを取り出したように描いてくださっったおかげで
葉そのものを切ってあっちこっちに差し込んで使うことが出来ました。
通常の表現なら花の下にはその花と葉があって花部分が重なってますが
代りに葉そのものがある=本物のリースに近い、自然だという他に
どうしても生じるズレから開放されました。
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この記事に対するコメント

綺麗ですね。すごいなあ。
【2011/02/04 19:54】 URL | pira #- [ 編集]


piraちゃん
絵だけ観てても綺麗でしょう?
シャドーは「はじめに絵ありき」なので素晴らしい絵を描いてもらって幸せです。
【2011/02/05 12:33】 URL | kazumi #- [ 編集]


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プロフィール

飯高 和美

Author:飯高 和美
シャドーボックス 教室主宰

エポキシレジン・ステンシル
・トール・ガラスエッチング
・コラージュ・木工などを取り
入れた作品作りをしています。

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