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手作りオタク日記
足立区北千住他でシャドーボックスをお教えして四半世紀
展示会の観方
昨日は乃木坂 国立新美術館3階で開催中の
シャドーボックス展に行ってきました。

私はこんな観点で↓作品鑑賞しています。独断と偏見があることを前提に(笑)
参考になれば幸いです。

まず良い作品、素敵な作品は破綻がないので自然にすっと絵の中に惹きこまれます。
風景や物語だったらその世界へ。
「きれいだなぁ」素敵な場所だなぁ」とその世界へ誘ってくれるのです。

逆に立体感の付け方に違和感があったり
埃や毛が貼り付いていたり切り口の処理が甘いと
「こんな紙、プリントなんだなぁ」とか技術や仕上げの粗さに目が行くのです。

技術の高さに関しては
丸みがしっかりしていて皺が目立たない。
切り口が美しく縁もふさわしい色で処理されている。
緩急がバランスよくついている。
視点から花の向きや建物地面の構図におかしなところがない。
物の立体感が自然で変な歪みがない。
支えや補強が施され安定感がある。
限られた額の深さを生かして立体感がついている。
LEDライト、ビーズや水引、羽、綿、モス、グリッター他異素材をうまく取り入れている。
背景の台紙絵柄を時に応じて消す工夫、
持ち上げている部分を隠したりする工夫
丸みがついて短くなる分をどう処理しているか
細かい物を沢山貼っていく根気と丁寧さ。
細い物を切る慎重さ。毛羽がないこと。
なめらかで一定の輪郭線の切り取り
切込みによる造形の処理
油絵水彩など輪郭線のない絵柄の自然な切り取り
絵柄の仕上げでは光沢がむらなくついている。


額装に関しては
絵柄とマッチしたフレーム
絵を引き立てる色や質感であること。
絵柄のジャンル (和風、モダン、ロココ等)に合った竿選び
近年はデザインマットも増えました。こちらもデザインが絵に合っているか。
額装に今までにない工夫をしている等

他に会派として新しい魅力のある絵を調達し門下とともに
打ち出す努力
今まで見慣れているプリントもひと際高いレベルで表現する技術
ステンドグラスや粘土、クイリングなどで独自のクラフトを取り入れアレンジをする
自分で絵を描いて表現する
作家さんにオーダーで描いてもらって表現する
PC処理で絵柄を生み出す工夫
様々なカードをアレンジしながら大作にまとめ上げる構成力等

200点以上のどの作品も良い部分があり学びがあります。
賞を獲っているのも一つの目安になりますが
賞を頂くべき作品は他にもいっぱいです。
年々レベルが上がっています。
私も置いて行かれないよう精進せねばと思い拝見しました。

皆様ぜひご高覧ください。
メルヘンペイント価格変更致します。
Collage 2020-02-18 17_22_45
K様
上が特注額


の候補です。
DSC_0962.jpg
こちらの黒(もしくはえんじ)金線入り艶のフレームを使い
マットのみ桜文様を別途収めようと検討中です。
(正確には背景台紙桜溝堀加工
桜デザイン入りダブルマット
足元の台付きです。)

好評を頂いておりますメルヘンペイントは

消費税が変わり外部で販売する都合もあり

2月1日より一本1100円税込みとさせて頂きます。

送料は一本でも10本でも170円です。

尚大量5本以上)にご注文の場合はネットショップでなく別途ご連絡ください。


番の鶴 完成しました。
P1012866.jpg
鶴ぼ作品は部分で作ってから全体を微調整しながら組み立てました。
シャドーボックスの組み立ての際2次元と3次元に配慮する
つまりは絵柄を正面から見たときにずれていないことと
良い塩梅に空間が表現されていなければなりません。


P1012862.jpg
丸みを付ければ元の絵柄より小さくなりますから
その微調整が欠かせません。
そのためにパーツでずれないようにまず組み立ててから
一気に微調整しながら全体を合わせるのです。
P1012864.jpg
空間は自然な立体感が出るように
収める額が深ければ深さを生かすようにします。
鶴は飛んでいますので当然高くなりますが
支えが見えるのも興ざめです。
また長く飾っていたら反ったりしないように
形状が整うように形に合わせてきちんと補強などをします。
牡丹の花芯は2層になっていて透かし切りをしています。
やはりまずはきれいなラインに切ることが基本かなぁと
思っています。アンチ手抜きですね。(笑)

つがいの鶴の制作のコツ
インスタグラムでご紹介していたつがいの鶴の作品は
銀の箔加工が美しく金属光沢が特徴です。
キットはネットショップで現在2つあります。

作ったら劇的に表情が変わることが私には分かっていたので
必ず作らないとと思っていました。
輪郭は金なので華やかですし
特にモデラーの当てた跡がはっきり出るので鶴の羽は丁寧に作業します。

P1012846.jpg
かねてよりテキストはパーツで組み立てられるように考えています。
まず左奥の赤い牡丹を作りました。
花弁の細かいスカラップも少し切込みを深めに入れると
丸みを付けたときに豊かな表情が出せます。
花弁の切込みも深く入れるとすぼまった形状にしやすいです。

P1012847.jpg
鶴も出来るだけ羽の間に切込みを入れます。
姿勢と形状に気を付けて丸み付け。

P1012848.jpg
菊は上下2枚に花芯を付けます。
切込みを限界まで入れてモデラーを揃うように当てます。
モデラーの位置と角度と強さ(方向)で全て決まります。
続く

P1012849.jpg

緑地 鯉のぼり
P1012845.jpg

今年初の作品は数時間で作れる鯉のぼり。
目に青葉。緑の背景が爽やかできれいなカードです。
輪郭線が金なのでシンプルな構図ながら華やかさもあります。

P1012842.jpg
4枚のカードで作りました。
地面をどう切り取るかと菖蒲をどう表現するか考えました。


P1012843.jpg
鯉のぼりは風をはらんで筒状になるように1ミリのスチロールで
形を整えてあります。
支柱にはワイヤーを貼って補強&補正。


P1012844.jpg
背景も生かして右の作品を左のカードに乗せて固定したら完成です。
キットは限定4つで販売開始しました。



プロフィール

飯高 和美

Author:飯高 和美
シャドーボックス 教室主宰

エポキシレジン・ステンシル
・トール・ガラスエッチング
・コラージュ・木工などを取り
入れた作品作りをしています。

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