シャドーボックス作品で艶良く仕上げるかどうかはお好みによります。 私は陶器のように光らせると丸みが強調されて立体感がより伝わると思っています。 また光輝く事で素材の紙の印象が弱まり 「いったい何で作っているの?紙?」と驚いて貰うのがちょっと楽しく思えるのです。 カードによって光沢で失敗したとか 思わぬ感じに仕上がったと聞くことがありますが 残念ながら仕上げに関しては自己責任で、と言わざるを得ないでしょう。 下処理のあるなし、ボンドの種類、使っている光沢剤、仕上げ剤などが 作る方によって違う為 相談されても教室外の方に私が的確なアドバイスをするのは難しいです。 一つ言える事があるとしたら 「予めカードの余白や切りくずで必ずお試しください。 」 それでも湿度やニスのかけ方で変わる場合もあります。 こちら生徒のOさんの作品は素晴らしい光沢となりました。 うっとりするくらいの作品になり私も嬉しくなりました。 キャロル・ウィルソンのクリスマスカードです。 キャロルでも紫陽花などはニスを吸いこむマットな紙質で 同じ会社でもシリーズによって光沢の付きかたが違います。 またキャロルウィルソンの大半のカードはエンボス加工が施され 紙に型を当てている為にひびが入っていて そのままいっぱいニスをかけると沁みたりしますのでご注意くださいね。
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