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ブログ5周年 |
ネットで情報発信を数年続けておりますが
ほぼ一方的に出していて 「善意に満ちたものを」と 心がけている積りでも
気が付かないうちに人の気分を害することもあるのでした。
 できるものなら善意と好意でいっぱいのブログにしたいものだと思います。



ブログを通じて本当に多くの方に信用していただけたと年を追うごとに感じています。 お金に換えられない財産かなぁとも思い感謝もしています。
 私には明確な目的があってかなりの時間と労力を費やしていますが 日を追うごとに責任と影響力を感じる様になりました。
今後も続けていく予定ですが全方向粗相のないように・・・・ 無理かな?
「嫌なら読まないでね。」そう言えれば簡単なんですけどね(笑)
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アントンの好きな絵 |
シャドーボックスの歴史を語る上ではずせない作家が
Anton Pieckさんでしょう。
 輪郭線がはっきりしているので切り易く構図が立体的で人物がたくさん・・・ シャドーボックスにすると大変効果的な絵柄が多いと思います。
オランダの中世の時代を描いたモチーフ中心で 色合いはしぶめ、暗めな物が多いですね。
インテリアで調和するとしたらクラシックな重厚な格調高い路線。 和室においてもアンティーク・レトロな感じなほうが合うように思います。
初期の頃は私もずいぶん取り組んでテキストも作りました。 今ではお宝になったプリントも多いです。

さてAntonの中では比較的ブルーの色合いが明るく爽やかな作品を ご紹介します。 1APのかわいい作品です。 生徒の坂田さん床部分を工夫して丁寧に作られました。 マットの色と呼応してAntonの絵の中でもかなり好きな作品です♪
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シャドーボックスと蒔絵 |
昨日は午後に蒔絵教室に行ってきました。
お教室はいっぱいで日系の方4名に講師の先生が英語で指導されてました。 なんてインターナショネルな!! 世界へ羽ばたく蒔絵教室ですね。
こちらは以前作った冬の作品。 「炭粉上げ」というボリュームの出る技法を習いました。 周りにちらちらしているのは螺鈿(青貝)です。 私のお気に入りです。 図案はスクラップブッキングの紙の模様から拝借しました。

シャドーボックスの起源を調べていくと実は蒔絵にも関係があるようです。
マリーアントワネットが蒔絵作品を収集したことは有名ですが ヨーロッパの方にとって憧れの蒔絵は大変高価でもありました。
デコパージュは蒔絵や象嵌細工、絵師による彩色などの代わりに家具や箱に印刷した絵を貼り付けて 装飾するところからはじまっています。 シャドーボックスはデコーパージュの立体スタイルとも言えますから 関連があると言えば言えるわけです。
蒔き絵には今でも世界の人を魅了する本物のアートとしての力があると思います。
私が今作っているのはペンダント2種です。春と秋用?
 ざっと石で磨いたところ。
 その後「傷とりコンパウンド」で延々1時間くらい磨いてから 漆で線描きして銀粉を蒔いたところ。
(今月のネールはホワイトクリスマスでございます。)
紅葉の端っこに線と扇の中に柳を描いてます。 ベースの色違いの貝は比較的手に入りやすい素材ですが 銀はあんまり目立ちませんでしたね~。(笑)
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カレンダー作ってみよ |
なんだか年の瀬ムードが高まってまいりました。
私は小田さんの「クリスマスの約束」観覧希望の葉書を数日前に出しました。 雪の結晶模様のスタンプで飾り(←ちょっとだけ目立つように) 心=気合=念を込めて発送致しました。「当たって~」
当たると良いなぁ。 当たったらパパにサンタさんの格好をさせるつもりです♪ 「当選者はクリスマスらしい服装で」とあったもので・・・ そして収録の晩は横浜のホテルを予約です。 今から妄想しています。(笑)
話変わって年の瀬つながりで・・・ 私は毎年11月末に生徒さんに配布するカレンダーを作ることにしています。 来年用カレンダーの数字をダウンロードできるサイトを見つけました。
 来年はいつ展示会があって 旅行にはいついつ行って・・・ とカレンダーのめぐりに合わせてレッスン日の調整をします。
今までは市販の手帳についている年間カレンダーを拡大コピーして レッスン日を丸く囲ってました。
今年はついにPCで作ってみることにしました。
まだワードにデータを取り込んで拡大縮小、並べる程度ですが 仕組みが少しは分りました。
いつも家族に作ってもらっていた作品画像入りの教室案内を やっと自分で作れそうです。
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最近の樹脂作品 |
最近生徒さんが作られ完成間近の作品です。
この手の作品をシャドー・デコパージュや ニュー・デコパージュと言う人もいれば 樹脂がけ作品、クリスタルコート仕上げ、エポキシ・レジン仕上げ、エンビロ・・・ とまぁ 実に様々な呼び方があり、定まっていませんね。 ご存じない方はこちらへ。大まかな使い方はこんなところです。
絵柄の部分はシャドーボックスの手法でプリントを切って立体的にしています。 でも背景の部分は大半トール・ペインティングのやり方で用意します。 私は以前トールを習っていたのでその時に学んだ絵の具の扱いや配色等が 役に立ったと思っています。
基礎を習うことで取り組みの際にハードルが下がり 「そこそこ方法論が身に付いた」という自信が付くのは習い事の利点でしょう。 逆に独学で人一倍研究し、オリジナリティを出す方もいて一長一短ですね。 今教えている立場としましては 「先生に習って良かった」と思って頂けるような教室を毎回目指して 全力投球でやっております。
 ↑他にもペップを花心に使ったり、 スクラップ・ブッキングのシールを使ったり パールビーズを貼ったり
 ↑海綿を使ってぼかしを入れたり パールの絵の具で華やかさを演出したり カスミソウのドライをフラワーを利用したり
 エンボスパウダーを取り入れたり・・・ トールの技法以外のこともしています。 自分が一番楽しんでいるのかもしれません(笑)
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プロフィール |
Author:飯高 和美
シャドーボックス 教室主宰
30歳から30年シャドーボックスを教えています。 60歳から藤井風君を心の支えとして。 両方ともあと20年は頑張ります。
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