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つけまつげ |
プロフィール写真の撮影に行ってきました。
昨年丸善の図録用にメイクしてもらって撮ったところ そこそこ評判が良かったので今回も撮ったわけです。
メイクさんにはまず 「若くしてください♪」 「かわいくしてください♪」 などと無理難題を言いましたが
ふと見ると鏡の横に「つけまつげ×円」とあり 滅多にない機会なので挑戦してみました。
芸能人でもあるまいし・・・ 勿論つけるのは生まれて初めてです。(笑)
まつげの付け根に細く糊を塗っていく様子は 毎日シャドーでやっている木工用ボンドで貼り付けるのと重なります。
ものは試し・・・・ 殆どコスプレの領域?でしょうか
ラメラメおばさん、目の周りもけばさ炸裂! すごいことになりました。
夏に出る図録で私を見ても「これは仮の姿」と思っていただきたいです(笑) 別人28号・・・ん?
次回あるとしたら今度は修正してもらいましょうか・・・ そしてその次はCGですね~
生徒のOさんのクリスマス・リース。 樹脂をかけて仕上げています。素敵に出来上がりました。
 つけまつげの証拠写真にしようかと一瞬思いましたが殆どゲジゲジですからねぇ(笑)
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おまけにつられて |
最近目にしますよね。 雑誌にかわいいトートやポーチのおまけが付いているの。 それも結構しっかり作ってあったり、 限定品の匂いがして 消費欲を刺激されます。

まんまと術中にはまってしまったのがこちら。 ラデュレのトートが若草色で春めいてつい・・・・
柄はゆるい感じのエッフェル塔やフレンチブルやお菓子の絵です。 ビニールコーティングされていますから雨の日も使えます。
制作の方は延々とオリンピックを付けながら続けております。 その後こんな物も作りました。

全部でAの他 アルファベット10文字と &
このアンドの記号にはちゃんと名前があって ampersandと言うそうですね。
重なり合いがあるので途中でつないで立体造形にしました。
2種の金の紙も色を替えてアクセントにしました。 右の模様はスタンプの模様を紙でアレンジした物です。
どれだけ揃って作るかが自分のテーマでした。 また2つくらい巧く作るコツがわかり楽しかったです。
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金をものにする |
と言っても金メダルでもないし 資産の金を増やすなどでもありません。(笑)
かねてよりペーパークラフトをお教えしている私にとっては 「金の紙」をうまく使うのがテーマでありました。

金の紙は2種類の候補のうちどちらにするか実験です。 桜形のクラフトパンチで抜き、切込みを入れました。 今回どうしても素敵な金色の文字を作品に入れたかったんです。 額装同様文字も色々スタイルがありますね。 絵柄と調和した書体で立体の面白みが出る書体にしたいと思いました。
 モデラーで表情をつけました。丸みのつけやすさや色光沢の具合をチェック。 いぶした感じの金のほうが絵柄に合いそうです 私にとっては文字が美しく作れることも大切です。
切り易く表情のつき易い厚さで絵柄とマッチする金色の紙を探しました。 光沢のある紙は丸みをつけると劇的に表情が豊かになるので作り甲斐があります。 また金や銀など光る紙は華やかで金属光沢特有の面白みを感じます。
 2枚を重ねて一つの文字を作ります。それを何段で支えましょうか・・・ シャドーボックスでは同じ物を重ねますので何枚も揃った物が得られ 生徒さんも簡単に作れる手法ならさらに良いわけです。
ようやくそういった条件をクリアーする方法を見つけました。
 モデラーを当てて重ねてみました。 これからは金の紙で文字をはじめ色々な模様を作ることもできます。 嬉しい!!
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昔の作品、変わらぬ好み |
フィギュアースケート感動しましたね!!
やっぱり今回のプルシェンコは偉そうなので応援したくなくなりました(笑)

只管制作に追われブログのネタがないので まだご紹介していなかったトールの作品を掘り返しました。
私がトールを習っていたのは随分昔、10年以上前のことです。 これは本を見て一人で描いた物入れです。 教室を辞めてからもずっと「ソレイユ」というトール専門店の会員なので 情報だけは得ていて今でも技術をシャドーに生かすことがあります。
さてただ今製作中のプリントに半月形の蓋をを乗せてみました。

配色がかなり似ていました。 トールのほうはアメリカのトール作家ゲール・アンダーソン女史の図案で 変わった形に合わせてアレンジしました。
下の方は100年以上昔のデザインです。 丸善に出展しますが絵柄が大きいので 針金で形状を整える作業が・・・鬼~!(笑) きれいなカーブを出すのには実はこんな手間がかかっているのです。
 それにしても「色の好みってあんまり変わらないのね。」 と思いました。
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額の加工の仕方 |
シャドーボックスは絵を立体的にしますので額には奥行きが必要です。
専用の額がありますが、写真立てなど安くて良い額が見つかった時は 奥行き分を作って利用することもあります。
 こちらがそういった正方形の額。奥行きは1cmほどです。
 裏面の金具をはずし、角柱を電動ノコで切り周囲に並べました。
追記 電動ノコのない方は ①糸鋸で切る ②ホームセンターでバルサ材を買ってカッターで切る ③ホームセンターで角柱を買って有料で切ってもらう(1カット20円程度) ④額屋に(泥足)加工を依頼する。 ⑤(強度はないですが)スティロールを角柱の代わりにする等の 方法があるでしょう。
 定規を当てた下の緑部分が元々の奥行きです。これにガラスと裏蓋の厚みが4ミリ位取られるので シャドーにするには浅すぎました。 角柱を足して作品を浮かせられる部分は2cm3ミリほどになりました。
 周囲に木工用ボンドでしっかり接着。 この時重石をすることもあります。
 内側からぐるっとグリーンテープで貼ります。全部覆ってきれいにカバー。 この紙製テープは額縁店で手に入ります。
追記
 周囲四方をグリーンテープで覆い、金具を付け直しガラスの支え、中桟をセットしたところ。 額の内壁に薄い白いスティロールボードに黒い紙を貼っているのが分るでしょうか。 今回のフレームには金の花模様があるので中桟を目立たなくしましたが シンプルな額ならここにリボンを貼ったりして装飾するのも良いです。 私は後でガラスの掃除等が出来るようにスティロールは敢えて固定(接着)せず、きつめに入れています。 中桟の幅(奥行き分)は裏蓋の厚み分下げています。 マットを入れる場合はマットの厚みを計算して中桟の幅をその分狭く切ります。 その場合はマットで隠れるので中桟は白いままでよく、丈夫な7ミリ厚(断熱材)を使います。
 生徒の光金さんの作品。明日お渡しします。
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プロフィール |
Author:飯高 和美
シャドーボックス 教室主宰
30歳から30年シャドーボックスを教えています。 60歳から藤井風君を心の支えとして。 両方ともあと20年は頑張ります。
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