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手作りオタク日記
足立区北千住他でシャドーボックスをお教えして四半世紀
色の勉強
 アクリルペイントの色は外からボトル越しに見た色や色見本表の印刷の色にズレがあると思います。
 また一回塗った時と数回塗り重ねた時でも発色に違いがあります。
そこで私はシナベニヤを5,6cmに切って実際に絵の具を塗った見本を幾つか作っています。プラーク作品の縁塗りによく使う緑等は、生徒さんがそれを見て好みのものを選択でき、重宝しています。

 他にはトール作家の本等で私好みの配色が見つかったら記録しています。そういう積み重ねで色の癖や自分の好みがわかってきました。そのうち少しずつ応用できて来たように思っています。少なくとも私は多くのものを「真似」から学びました。

 何もないところから新しいものを生み出すのは難しい。とりあえず情報は集め、それから自分のものにしていきたいと思っています。。

 衣装デザイナーのワダエミさんが「乱」で黒澤明監督とはじめて仕事をする時、いつもするように
100冊以上の資料を準備し、仕事への姿勢をアピールしたと話していました。
才能は並々ならぬ努力に裏打ちされて花開くのだと思いました。

その姿勢を少しだけでも真似できたらと思います。

  PICT1511.jpg


トンボがヒント
ステンドグラスのハチドリのキットは高速道路を使って(遠路はるばる)守谷のジョイフルホンダへ行った時、手に入れました。
 アメリカ製で、中央の金属でできた体のパーツと説明書が入っていました。
 羽の型紙に合わせて色ガラスを慎重に選びました。
上野のアールデコ展でポスターにもなったトンボのブローチに感動して青からエメラルドにかけての配色をどうしても使いたくなりました。少しだけでもあの美しさに近づけたら嬉しいです。

 ハチドリは滞米時に庭によく来ていた鳥です。あちらでは人気が高く図鑑もよく見かけました。
地味な色の種類もいますが、首のあたりがコバルト色に光ったような種類もいます。
 私はフクシャのハンギングの横に蜜を吸いに来たようにテグスでこのお気に入りのハチドリを下げています。

 風雪に耐えるという言葉がありますが、外の日差しと雨は思いのほか物を傷めます。
木にトールペイントを施した作品は悲しいかな、我が家では幾つか短い生涯を終えました。
(ポリウレタンヴァーニッシュは強いと聞いて何度か塗りなおしても何年ももちませんでした。)
 その点、窓によくはめられる位ですからガラスとハンダが素材のステンドグラスは耐久性抜群です。長生きして欲しいものです。

PICT1582.jpg

PICT1496.jpg


聖夜の出会い
 振り返ると
「あの時のあの出会いがその後の人生にとても大きく影響した」
と思うようなことがありますね。

1990年のクリスマスイブに私は休暇を利用してサンフランシスコへ向かっていました。
夫と運転を代わってすぐ、渋滞気味の前方にブレーキランプが連なり・・・  
 ブレーキが間に合わず玉突き事故の最後尾でした。

車はレッカー移動で廃車。
ナキソなくらい落ち込んで「怪我がなくて良かった」と夫に慰められつつ、
伯母の住むサンノゼへ戻りました。

気を取り直して日系のスーパー「ヤオハン」に買い物に行ったところ『シャドーボックス店』発見!
テンション急上昇。しかもクリスマス・イヴなのにやってる!

「私、これずっとやりたかったのです!」と熱く語ったところ
ご親切に「これからレッスンできます」

「ウィンチェスターミステリーハウス(ウィンチェスター銃の創業者の未亡人が立てた風変わりな大邸宅。サンノゼの観光スポット)、おもしろいから行ってみて。」
と幼児2人を夫に押し付けて?)夢中で教わりました。

    もしもあの時事故がなければ・・・
    クリスマスイヴにお店が開いていなかったら・・・
    飛び込みで教えていただけなかったら・・・

今の私はないでしょう。
その後シャドーボックスは多くの素敵な出会いを私にもたらせてくれました。
そして今さらながら理解ある家族にも感謝。

クリスマスイヴは手芸講師の私にとって初心に帰る日でもあります。

シャドーボックスを初めて見た時の感動を皆さんに伝えたい。

楽しみながら人に喜ばれる作品を作り続けたいと思います。

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写真は佐野もと子さんの制作した LANGクリスマスカード おもちゃ屋さん
「奥様は魔女」が転換点
 恥かしがりやで人見知りの子供だった私ですが、今では夫に
「心臓に毛が生えてる」とまで言われるほどになりました。

 思春期に、モジモジしてるのは「イケテナイ」「カッコワルイ」と思うようになり、
その頃の私の一大テーマがシャイな自分を克服する事でした。

 二十代の終わりにカリフォルニアで暮らした際の一番の収穫はパイオニア精神だと思います。
 下手でも英語で会話に努め、車の免許を取り、自分から行動しなければ生活できません。
日々失敗を恐れずにやってみること。前進あるのみ。

 新興住宅地に家を借りて住んでから、お向かいの働く主婦、マリアムさんに何かと親切にして頂きました。
 ある時、学校の先生方に「教え方」を教えていた彼女から頼みごとをされました。
「カズーミ。あなたの事を私のクラスで簡単に話して頂戴。おねが~い!」
 私は拙い語学力なので直前まで辞退しようかと迷っていました。
でも日頃の御恩返しの気持ちから意を決して彼女の職場に行きました。

 1クラス30人ほどの先生方を前にして無我夢中の自己紹介。
その後いろいろインタビューされました。
 「あなたの宗教観は?」
 「ごめんなさい。私には難しくて答えられません」といっぱいいっぱいです。
(母国語でもムズカシイ。無理。)
 「アメリカの文化に親しみは感じますか?」と聞かれ、
 「はい。子供の頃からアメリカのテレビ番組を見てきました。」
 「例えばどんな番組でしょうか?」
 咄嗟に頭に浮かんだので
「『奥様は魔女』です。」と答えたら、
 「どっ」とうけてしまって、クラスじゅうしばらく大笑いだったのです。
 まじめそうな?東洋から来たヤングミセスが子供の頃から自分たちと同じ国民的コメディを
見て育ったというのが意外だったし、きっと親しみも感じたんでしょう。
 勿論「ウケ」を狙ったわけではなかったのですが、なんだか私も嬉しくなりました。

 その出来事以来「誰もとって食おうというわけでないし、同じ人間なんだから怖くないや。」
と感じるようになり、日本に帰ってきたら言葉が通じるのでなおさら、です。
 気がつけば所謂「偉い人」を前にしても萎縮しない自分がいました。
「開き直り」「おばさん化」とでも言い換えましょうか。
 そんな積極性を身につけたお陰で人前で話すのが欠かせない手芸講師になれたのだと
今では思っています。

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小さきもの
 小さいものを大切にしたいと思います。
それぞれに思い出があり、工夫があり・・・

 住宅事情もあって私はシャドーボックスもそんなに大きな作品が作れません。
見方によっては頑張ってないようにみえるかな?
 家庭生活を彩る作品を作ること。私はずっとこれを基本にしています。

 でも人様に見て頂く場合、小さい作品では失礼に当たるでしょうか。ちょっと心配です。
 来春の伊東屋展では敢えて大きさやお金の掛け方でなく、
今までと違ったものをお見せしたいと思ってただ今準備をしております。

 写真はクロスステッチのクリスマスオーナメントが3点。枠は既に購入時に仕上がっていました。
それぞれ全く違う味があると思います。本来はプレゼント向きのキットでしょう。
 今では少し子供っぽいのでツリーには飾っていませんが、毎年出して飾っています。
 馬のほうは型紙に木の切れ端が入った手芸のキットでした。
馬は布を中表に縫ってひっくり返して綿を詰め、立体にします。
小指位の太さの脚をひっくり返すのが難しかった。たてがみと尻尾もふさふさにつけました。
木の台にはアクリルペイントを適当に塗り、出来上がった馬をグルーガンでつけています。

 みんな手の平サイズ。ちいさきものいとうつくし。
アメリカで毎週のように手芸やさんめぐりをしていた頃を思い出します。
 
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プロフィール

飯高 和美

Author:飯高 和美
シャドーボックス 教室主宰

エポキシレジン・ステンシル
・トール・ガラスエッチング
・コラージュ・木工などを取り
入れた作品作りをしています。

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